「原油CFD」のはじめ方 | 稼ぎやすいCFD会社選び

原油CFDとはアメリカのNYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)に上場されているWTI(WestTexasIntermediate)原油先物を原資産として取引ができるCFDのことです。CFDではWTI原油先物の価格を基準にしているため、WTI原油先物とほぼ価格が連動しています。また、CFDならレバレッジを掛けることができるので最低取引単位の10バレル(1バレル=50ドル想定)で約500ドル必要になりますがCFDであれば、10バレルを約500円から取引することができます。また、空売りもできるので上昇・下落相場問わず利益を狙えるチャンスが多いのが特長です。

原油CFDでオススメのFX会社

XM(エックスエム)

約500円という少額からの原油投資。CFDを取り扱うFX会社の中でも約500円という少額で原油投資することができます。XMは海外FX会社ですが審査基準の厳しい英国FSAの認可を受けており、日本語のサポートも充実しています。海外FXキャンペーンもあるので新規口座開設+取引でボーナスがもらえます。

原資産 スプレッド 証拠金
(1ロットあたり)
WTI原油 5.0pips 約484円

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GMOクリック証券

国内FXでおなじみのクリック証券。原油CFDなら、スプレッドが3.0と他のCFDを取り扱うFX会社よりも狭めの設定。信託保全も完全完備されているので仮にGMOクリック証券が倒産したとしても、確実に預けたお金は戻ってくるのも魅力の一つです。

原資産 スプレッド 証拠金
(1ロットあたり)
WTI原油 3.0pips 約3,200円

GMOクリック証券に申し込む

原油CFDを選ぶ3つのポイント

原資産が「WTI原油」を選ぶ

原油CFDを取り扱っているFX会社であれば大概、原資産に「WTI原油」を使用することが多いのです。原油CFDの中には「ブレント原油」を原資産として商品化されているものもありますので価格レートの違いに注意が必要です。WTIやブレント原油ともに値動きは似通っていますがブレント原油の方が数ドル高めで取引されることが多いため、よく目にする「WTI原油」の価格レートを基準とした取引を狙うのであれば、原資産にも「WTI原油」になっている原油CFDを選ぶことをオススメします。

スプレッドが狭い

スプレッドとは価格レートの買値(ask)と売値(bid)の価格差を指します。CFDは取引手数料が0円の場合が多いですのでスプレッドの差分がトレーダーが取引する際の実質的な手数料となります。そのため、スプレッドが狭いほうが「トレーダーにとって有利」に取引することができます。原油CFDの場合、国内FX会社(GMOクリック証券やDMM FX)で取引できる原油CFDのスプレッド3.0~3.9pipsに対して、海外FX会社では5.0pipsと国内FX会社と比較すると1.0pips以上差があり、スプレッドで見ると国内FX会社の方が有利です。

1ロットあたりの必要証拠金が少ない

FX会社によって、原油CFDを取引できる最低単位が1バレルや10バレルなどと異なります。少額からはじめたいのであれば、1ロットあたりの取引単位が少ないところを選ぶのがオススメです。また、CFDはレバレッジをかけることもできますが、日本国内ではレバレッジが最大20倍(CFDの場合)と制限されていますので、DMM FXの場合、1ロットが10バレルでレバレッジが20倍なので、1ロットあたりの最低必要証拠金が約2,500円です。ですが、海外FXにはレバレッジの規制がありませんので、同じ10バレルを取引するのでも、XMなら1ロットあたり最低必要証拠金が約500円になり、少ない金額でもロット数を増やして取引することができます。

原油CFDが取引できるFX会社

CFDを取り扱っているFX会社であれば大概原油CFDも取り扱っている事が多いです。取引できる商品名が各FX会社によって異なりますが、原資産には「WTI原油」を使用することが多いのでWTIの価格レートを基準とした取引戦略を立てることができます。

国内FX会社

FX会社名 原資産
DMM CFD
(OIL/USD)
WTI原油
GMOクリック証券
(原油(CFD))
WTI原油

海外FX会社

FX会社名 原資産
XM
(WTI Oil Mini)
WTI原油
AXIORY
(WTI 原油(CL))
WTI原油
Titan FX
(XTI/USD)
WTI原油
Titan FX
(XBR/USD)
北海ブレント原油
IFCMarkets
(WTIオイル先物CFDCLU7)
WTI原油
IFCMarkets
(BrentCrudeOil先物CFDBRNU7)
北海ブレント原油
FxPro
(WTI)
WTI原油
FxPro
(BRENT)
北海ブレント原油
FXDD
(原油)
WTI原油

原油CFDのスプレッド

国内FX会社(GMOクリック証券やDMM FX)で取引できる原油CFDのスプレッド3.0~3.9pipsに対して、海外FX会社では5.0pipsと国内FX会社と比較すると1.0pips以上差があります。また、CFDは取引手数料が0円ですのでスプレッドの差分がそのまま実質的な取引手数料になります。

国内FX会社

FX会社名 スプレッド
DMM CFD
(OIL/USD)
3.9pips
GMOクリック証券
(原油(CFD))
3.0pips

海外FX会社

FX会社名 スプレッド
XM
(WTI Oil Mini)
5.0pips
AXIORY
(WTI 原油(CL))
5.0pips
Titan FX
(XTI/USD)
5.7pips
Titan FX
(XBR/USD)
5.9pips
IFCMarkets
(WTIオイル先物CFDCLU7)
6.0pips
IFCMarkets
(BrentCrudeOil先物CFDBRNU7)
6.0pips
FxPro
(WTI)
5.0pips
FxPro
(BRENT)
5.0pips
FXDD
(原油)
-
原油CFDの価格調整額

原資産が先物のCFDの場合に発生する調整額です。CFDの価格を決める際に原資産の価格を基準にしていますが先物には限月があり、限月を超えたものは取引できなくなります。そのため、原資産の限月を迎えたものは期近から期先への乗り換えが必要になります。期近と期先の価格は異なることが通常で、乗り換えた際に発生する価格差を埋めるために必要な調整額となります。仮にこの調整額がないと、相場が変動していないにも関わらず評価損益が発生することなりますので、価格調整額はその評価損益を相殺するために発生します。

原油CFDの最低必要証拠金

日本国内ではレバレッジが最大20倍(CFDの場合)と制限されていますので、10バレル取引する際には、最低必要証拠金が約3,000円が必要です。ですが、海外FXにはレバレッジの規制がありませんので、同じ10バレルを取引するのでも、海外FXなら最低必要証拠金が約600円になり、少ない金額でもロット数を増やして取引することができます。

国内FX会社

FX会社名 最低必要証拠金
DMM CFD
(OIL/USD)
約3,044円
GMOクリック証券
(原油(CFD))
約3,200円

海外FX会社

FX会社名 最低必要証拠金
XM
(WTI Oil Mini)
約484円
AXIORY
(WTI 原油(CL))
約26,368円
Titan FX
(XTI/USD)
記載なし
Titan FX
(XBR/USD)
-
IFCMarkets
(WTIオイル先物CFDCLU7)
約13,184円
IFCMarkets
(BrentCrudeOil先物CFDBRNU7)
約13,870円
FxPro
(WTI)
約529円
FxPro
(BRENT)
約556円
FXDD
(原油)
約52円

原油CFDの取引時間

ETFは、東京証券取引所の取引時間内(9時から15時)でしか取引ができません。CFDであれば、WTI原油先物が取引されている時間内であれば、ほぼ24時間取引ができます。

種別 ETF CFD
銘柄 WTI原油価格連動型上場投信 WTI Oil Mini(XM)
取引時間※ 9時~15時 24時間

※市場が休みの場合を除く